欠損補綴

 欠損補綴とは歯が無くなった場所に人工の歯(義歯)を入れることです。その目的は、咀嚼力を維持すること、残った歯を良い状態に維持すること、審美性を回復させることなどです。義歯を入れずに放置するとかみ合わせが歪み、十分に食べれなくなります。

 義歯には次のタイプがあります。

○ブリッジ・・・失った歯の両側の歯の状態が良好な場合に可能です。

○入れ歯・・・総入れ歯と部分入れ歯があります。すべての歯が無くなった場合は総入れ歯       になります。部分入れ歯は条件に合わせて作ることになります。マグネット       式入れ歯などもありますが、健康保険が使えません。

○インプラント・・・手術するには顎の骨や歯槽骨が健康であることが必要になります。


義歯を使う場合は、以下のようなことを理解して選ぶことが重要になります。

○ブリッジの長所と短所

 長所は両隣の歯に固定してしまうので、装着による違和感が少なく、見た目も自然で、健康な時の歯と同じくらいの咀嚼力を維持できることです。短所は両隣の歯を削るので患者さんの体に負担がかかってしまいます。

○部分入れ歯の長所と短所

 長所はなくなってしまった歯が多くても適用できることで、入れ歯を支える歯もほんの少し削るだけなので体の負担も少なくて済みます。ご自身でつけたり外したりするので、掃除や手入れが簡単にできます。短所は、使用するときの違和感が出やすいことと、咬む力が健康な時の四割程度に落ち込んでしまうことです。

○マグネット式入れ歯の長所と短所

 長所は強い磁力で固定するため付けた感触が良いことです。

○インプラントの長所と短所

 長所は顎の骨に固定するので装着による違和感がほとんどなく、咀嚼力を十分に維持できることです。審美面も自分の歯と同じようになることが多いです。短所としては費用が高いことです。手入れもしずらくなることが多いです。手術が難しくなる原因としては、糖尿病、喫煙、重度の歯周病などがあります。また手術後、インプラント周囲炎などの問題もあります。

 

2016年12月03日